隈研吾の本読んだら実質VRChat
隈研吾の本を読んだ。
内容的には隈研吾の建築史に対する総括だったが序盤で1967年に制作されたVRのコンセプトアートが出てきたのが良かった。
「すべては建築である」という建築界の有名な宣言がある。この言葉は物質的な構築に限定されず主体に影響を与える環境全てが建築であるという芸術運動とか主張とか宣言とかそういった類のものだ。
そんな運動の代表的な作品の一つがPortable Living Roomで、もろHMDをかぶっていて良い。タイトルがPortable Living Roomなのも良い。1967年にVRを建築として考えて実質的なLiving Roomとして考えていたの先見性があってオモロだった。
Walter Pichler – Austrian Avant-Garde Architectural Artistカッコイイと思ったがよく調べたら皮肉も含まれているらしい。確かに殺風景な室内にHMDかぶって座っている写真は冷笑かもしれない。50年前からHMDかぶってる姿が冷笑されているのは肩身が狭すぎた。HMDをかぶりながらイチャついている姿、Walter Pichlerさんが見たらどう思うでしょうか。